知的障害 10000時間 チャレンジ!

「IQは筋肉のように増える」を信じて、学校以外で10000時間勉強したらどうなるかチャレンジ☆彡

ラスト!【吉田式】トレーニングのノウハウ

どうも!

「研修をゼロから作るのが得意」な、ふみ姐です。

『ふみ姐』なんて名乗っていますが、普通の下町のおばちゃんです!

 

いや~。ラスト、きましたね。

今日のメニューはこちら↓

 

 

「研修」をするようになった訳 

 

 

 

ラストのラストで、何でおばちゃんが「研修」をするようになったのか、きっかけをお話しします。

 

それは、仕事で失敗をしたからです。

 

ヘッドハンティングにより、一番最初に転職したのが、入社1年目の8月でした。

1社目の会社の同期とは、とても仲が良く、今でも飲むんですが、その同期たちからクレームがあったんです。

「お前から引き継いだお客さん、みんな面倒くさい!みんなお前のファンだ!やりにくい!」と。

 

すんごい反省しましたね。

 

おこがましいですけど、私を仕事における「イチロー」だとすると、会社に「イチロー」はいらないのかとも考えたりもしましたね。

結局、次はどうするかと考えた時、「そうか!自分がイチローになるなら、周囲もイチローに育てちゃえばいいんだ」と思ったんです。

 

そして、私が目指した育成は、私のコピーではなく「その人の個性を生かしたイチロー」。

 

それから、これは「イチロークラスだ」と思った仕事は、詳細にマニュアルを作るようになったんです。

最後は文章だと特にマインド部分が上手く伝わらない部分もあって、面倒くさくて研修になっちゃった感じです(笑)

 

私が勤めたラストの会社には、私が手塩にかけ育てた8人が全国にいるので、やめた後でも会社などからクレームは一切なく、私の最大の失敗体験は成功にかわりました

 

ただね、障害児教育で詳細を書くなんて思ってもいなかったので、申し訳ないですが、頭の中でマニュアルがまとまりきれていない部分もあります。

極力分かりやすいように伝えるよう頑張りますが、これは研修で直接話している訳ではないし、みなさんのバックグラウンドが異なるので、上手く伝わらなかったらごめんなさい。

 

※以下、「長期記憶」「短期記憶」「インプットアウトプット表」の定義が分からない方は、該当する過去のページをご覧ください。 

言葉の定義は今回は割愛します。

 

 

トレーニングの目的

 

うちは、普通学級でがんばっています。

普通学級でも、どこでもいいんですけど、教育の目的って何かって、子どもを将来「自立」と「経済的自立」させる。この2つなんです。

この2つを常に意識しないと、トレーニングがとんでもない方向へ行くこともありますので、トレーニングの目的は常に私も意識しています。

 

また、その2つと同時に能力アップさせる鍵は「自信を持たせる」こと。

自信を持ってないときって、本当に能力は上がりません。

うちは、テストで点数を取らせて、自信をつけさせていきました。

 

障害児教育のポイント

 

親が行う障害児教育のポイントは、このブログでも何度も記載している「継続」です。

すんごいトレーニングがあったとしても、それを「継続」し続けるって意外と難しいです。

 

また、「そのトレーニングによって、あなたのお子さんは100%普通になります」と言われたら、頑張れるお母さんも多いんでしょうけど、未来が見えない中で、毎日継続するってかなり難しい。

私自身、次女の子育てについて、何の本を隅々まで読んだかというと「継続」に関する本です。

それぐらい難しい。

とりあえず、【吉田式】「継続するためのポイント」も今回は記載いたします

私のやり方が合わない方は、ごめんなさい。

 

トレーニングを分ける

私は、トレーニングを考える時、継続させるために、そのトレーニングを「勉強」に組み込むか、「生活」に組み込むか考えます。

 

全部を「勉強時間」に組み込んじゃうと、すごい量になってしまうので、分散させるイメージです。

 

そして、「生活」に組み込むトレーニングは、継続させるために、基本「1分以下」トレーニング

最大でも3分としています。

色々試しましたが、「毎日」継続するには、この1分以下、もしくは最大3分がベスト。

 

また、新たなトレーニングをはじめる時は、一気にではなく、一つずつ増やしていきます

特に最初は1つ新たなことを始めたら、最低でも一週間~二週間空けた方がいいかも知れません。  

未就学児

<遊び>

指を使う遊びを重視して選んでいました

ひも通し、ビーズつかみなど。

うちは女の子なので、あやとりも良かったです。

あと、太い紐を三本使って、三つ編み。

蝶々結び。

細かい作業ができるようになったら、集中力をつけるために、パーラービーズも良かったです。

トランプの神経衰弱も〇。

カルタも〇。好きなキャラクターがないなら、ちびまる子ちゃんの「ことわざカルタ」「四字熟語カルタ」がおすすめです。

どうせ覚えるなら、ことわざと四字熟語覚えちゃった方が早いですからね。

 

<勉強>

小学校入学までに、ひらがなが書ける、数字は60までかける、答えが10までの足し算ができるようにしました。

あと、時計に必要なので5飛びも。

カタカナも途中までできていました。

復習頻度は、ほぼ毎日でした。

 

ここは非常に根気がいる作業なので、勉強への姿勢も併せて塾や療育に手伝ってもらった方が良いと思います。

特に「先生に対する態度」は自宅で教えるのが非常に難しいですからね

極力、学校に似た「先生がいる環境」で教え込むのが一番早い。

 

ここは節約する部分ではないのですが、どうしても自宅でやる場合は、小学校入学準備関連のドリルって、そんなに差がありませんのでどれを買っても大丈夫ですが、「何度も繰り返す」のでコピーを取ってやらせるのがお勧めです。

 

5飛びのトレーニング

時計を教える優先順位は、デジタルではなくアナログです。なぜなら、学校の授業で出てくるから。

まずはアナログ時計を読めるようにするため、トレーニングしました。

これは「生活」に組み込むトレーニングとしました。

私が選んだ場所はトイレです。

 

トイレに時計を書いた絵を貼り、時計の数字の「1」の所は5分ですから、そこに線を引き、「5」と書きます。全部の数字、「5、10、15、~55」まで書いた部分はペラっと紙を貼り普段は見えないようにし、子どもがめくって数字を確認するというトレーニングをしました。(文章で書くの難しい!!!)

 

トレーニング頻度は、子どもがトイレに行く度。

最初は一緒にやりましたが、慣れてきたらトイレの中で子どもが声を出し「5、10、15」と叫び、55になったら終了。 

もちろん、毎回褒めます。

 

算数

算数はまずはその学年のメインイベントを確認します。

メインイベントは、1年は足し算、引き算。2年はひっ算、かけ算。3年は割り算。

このメインイベントは、「長期記憶」に位置付けさせ、とにかく、週に4~5回は紙、慣れた頃に足し算、引き算、かけ算は単語帳で勉強させました。

 

他の部分は、「短期記憶」で予習はしますが、復習はあまりしません。それでも、それが「生きていく上で必要か」考えます。

「生きていく上で必要なら」トレーニングを考える感じです。

 

足し算の単元を例で考えてみましょう。

 

3+4=7

 

これは長期記憶に該当するので、とにかく日々、年間通してインプットします。

 

けれども、同じ「足し算」の単元で出てくるのが、次のような問題。

 

「公園に女の子が5人いました。あとから男の子が3人きました。全部で何人でしょう?」

 

これね、最初はすごく時間をかけたんですけど、うちの子できませんでした

 

文章の意味を理解し、それを式にするなんて、小1でできたらすごいですよ。

 

そこで、できないことに時間をかけて闇雲に勉強させるのをやめました

 

でも、生活する上での「足し算」は生きていく上で必要です。

 

そこで、「生活」に組み込むトレーニングを考えました。

 

これは、「夜ご飯で果物を出した時」、必ずトレーニングすると決めました。

「さくらんぼと、桃があるけど、全部でいくつ?」とか。

生活する上での足し算ができるようトレーニングする感じです。

「2,4,6,8」という数え方を習ったら、果物を出したタイミングで同じく1分トレーニング。

 

また、先ほどの文章問題

「公園に女の子が5人いました。あとから男の子が3人きました。全部で何人でしょう?」

これは、文章の意味を本人が理解できなかったので、求めるレベルを下げて、「ポイントの言葉」を探させるトレーニングにしました。

 

上記だと、数字の5と3に〇、「全部で」に〇、「何人」に〇をつけさせます。

文章の中で出てくる「全部で」「みんなで」「あわせて」は足し算だよと教えました。

5+3=8  何人の人を取り、「8人」

 

小3の今では、文章を読んで式にすることは、できるようになりました。

 

感覚を育てる

 

単位に関しては、基礎問題(例:1時間=60分)は長期記憶として、単語帳で復習しました。

そして、例えば、1cm2mm + 3mm などの式は、短期記憶として予習はしますが、時間がもったいないので復習は一切していません。

 

けれども、単位は生きていく上で必要な「感覚を育てる」ことを重視しました。

 

単位に関するトレーニングはこんな感じです。

 

<デジタル時計&気温トレーニング>

 

朝のニュースの「天気予報」の時間はトレーニングの時間にしていました。

これは最大の「3分トレーニング」。

アナログ時計が読めるようになってから開始しました。

 

まずはデジタル時計の練習。

これで、すぐに気付く人もいると思いますが、朝の「天気予報」の時間なので、毎日同じ時刻でした。

 

7:53の「:」を「時」と変換させるのが納得いかないらしく、しかも、3桁に見えるのに、読み方が違うということで、アナログより時間がかかったかも知れません。

7:53を何とか読めても、7:54になると読めない。

これを朝の天気予報の時にトレーニングしました。

 

デジタルが読めるようになったら、天気予報の地図の東京を探させました。

その後、気温と晴れ後曇りなどの読み方をトレーニングしました。

もちろん本人が理解できなくても、3分で終了です。

 

・デジタル時計のトレーニングは、天気予報での時刻が読めるようになった後、車の運転中に、子どもに「今、何時?」というトレーニングをしました。

10秒トレーニングですね。

 

・気温に関しては、外で、次女が「暑い」「寒い」という気温に関する言葉を言った時、じゃあこれって何度だと思う?ママは何度だと思うな。風があるからもう少し寒いかな。というトレーニングを繰り返し、感覚を育てました。

天気予報って最高気温だから、「現在」の気温じゃないので、そうしました。

今では、大体の気温を感覚で答えることができます。

 

<長さ>

長さも基礎(例:1cm=10mm)だけは長期記憶で、単語帳で復習を繰り返しました。

 

そして、感覚のトレーニングは別に行いました。

これは勉強の最後のタイミングで行いました。

1分トレーニングです。

 

「1mmは?」って私が言うと、指で1mmを本人が作る。

「1cmは?」って言うと、指で1cmを作る。

「10cmは?」って言うと、指を広げ10cmを作る。

「1mは?」って言うと、手を広げて1mを作る。

「プールは?」って言うと「25m」と答えさせる。

「1kmは?」って言うと、「あのマラソンの半分の距離」

これがスムーズにできるようになったら、その後はランダムで繰り返しました。

 

最近、3cmぐらいのものを「これは何センチだ?」と本人が聞いてきたので、センチの感覚がインプットできた!と思いました。

感覚が育たないと、3cmのものを「これは何mだ?」と聞くこともあり得ますので。

 

<体重計>

60まで書けるようになったら、お風呂に入る前に私の体重を読ませました。

子どもの体重は変化しますが、大人はそこまで変化しないので、私の体重を基礎にして欲しいと繰り返し読ませました。

もちろん、今ではスラスラ言えますし、小数点以下の早期のトレーニングに結果としてなりました。

 

<体温計>

体温計は、学校で体温を測ってくださいと言われた時だけ、トレーニングとしました。

今では自分の平熱なども理解しています。

 

<ccとml>

ccやmlを習った後から、料理で「300cc」を量る時、必ず手伝わせました。

基礎の量が分かると、応用がきくので。

 

かけ算のポイント

 

かけ算のポイントは、吉田式インプットアウトプット表の「3」を作らないことだと思います。

とにかく、覚えるのに苦労する子は、「間違って覚えると」後が大変。

 

各段、ストップウォッチを持って10秒以下でいうようトレーニングを繰り返しました。

 

あと、トランポリンをやりながら、CDで九九は小1時代は結構聞かせました。

(スポーツ底上げのブログを参照してください)

 

どの学校にも九九検定はおそらくあります

一学年上の子ども達から、九九検定の情報をゲットしておいた方がいいと思います。

「1×1=1、1×2=2…」だけじゃなく、「1×9=9、1×8=8…」の逆バージョンも検定にしている学校がありますので。

(※検定関連は、親ではなく、実際に検定を経験した子どもからの情報の方が正確です。)

 

国語

<音読>

やっぱり、声に出す「音読」は脳をフル回転させるので、能力アップにおすすめです。学校で宿題が出たら、必ずやらせた方が良いです。

(能力アップに効果があると思うのは、あと、単語帳。それと単純計算の単語帳もアップする感覚があります。私の感覚で言うと、子どもの脳の引き出しがスムーズになるイメージです。)

 

<テスト>

国語のテストで点が取れるところといったら、漢字と穴埋めです

この穴埋めをできるようにするのに1年半かかりました。

「文章の前後、上下」の概念を理解させるのに苦労しました。

が、できるようになりました。

 

<漢字>

漢字は恐ろしいです

 

何が恐ろしいって「音読み」「訓読み」以外に「熟語」がどんどんプラスされます。

普通学級では、平日、2文字ずつ新しい漢字が増えていくので、本当に大変でした。

しかも、語彙力が低いから言葉の意味も併せて説明し、とにかく、完璧主義な人ほど、恐らく苦労すると思います。

私は、苦労しましたが、2年のときは、思いきって求めるレベルを下げました

 

漢字は書きはきちんとマスターさせる。(目標7~8割)

けれども、読みに関しては、熟語などを捨ててレベルを落とし、以下の本を読めることを目標にしました。

・井上憲雄著「学年別 漢字童話シリーズ」

 

漢字に関する本は色々と買いましたが、漢字が苦手なら、これは良書です。

この著者である先生が、それぞれの学年で出てくる漢字を使って物語を書いて下さっているのですが、特別支援学級にいるある男の子に漢字を覚えさせようと、作った物語です。

熟語とかが沢山出てくる訳ではないですが、基礎を学ばせるのには充分です。

 

「2年の最後の段階で、この2年のシリーズを読めるようになること」という目標に変えて練習しました。 

こちらの目標を下げたことにより、親も子も楽になっただけでなく、結果的に漢字はすごく伸びましたね。

 

漢字のテストの点数が上がるたびに、「漢字が得意になってきてるね!」と誉めまくりました。

 

2年の4月は漢字を忘れると「そんな字は本当に習ってない」と本気で言っていましたが、小3の現在は、正しい答えを見本で書いている最中に「あ~、それね」と言って書けます。

「忘れる」レベルが以前とは違い、かなり成長しています。

 

作文

 

1年の時、必ず週1で「いつ、どこで、誰と、どうした、どう思った」を使って作文を繰り返しトレーニングしました。

本人が1人で作文を書くとき、このキーワード「いつ、どこで…」を自ら言えるレベルになりました。

 

けれども、2年のとき、担任の先生に「学校で次女に対して横につくなどの特別な支援をしているのは、作文。それ以外は特別な支援はしていない。」と言われ、漢字が落ち着いたあと、次の課題は作文となりました。

 

どうするか悩みました。

そのまま「次に」などのパターン練習をするかどうしようか…。

けれども、それって、つまらない。。。

 

結局、2年の三学期ぐらいから、「日記」を書くトレーニングにしました。

次女と、日記用のお気に入りのノートを探して買い、「今日から日記を始めるよ。けれども、日記は自由。だから間違っていても何をしても、何でもいい。けれども、ママにだけは見せてくれるかな?」

 

最初は1行しか書けませんでした。

「たのしかった。」だけ。

でも「すごい、自由にかけたね!たのしかったなんて良かったじゃん!」と言いました。

次の日、2行に増えたので、「2行もかけてすごい!」と褒めたら「実はもっと書ける」と言い出し、そのまま3行ほど追加。

そんな感じで、一切、文法やら何も指摘せず、とにかく、ほめ続けたら、今では大学ノート3ページにビッシリレベルのちょっとした物語を自ら書いています

 

この日記で良かった点は2つ。

 

1つは、文法の間違う頻度が分かるので、長期休みのトレーニングポイントを探すことができました。

2つめは、「もしや、普段やっている勉強の直しってこの子にとってマイナスなのか?」と気付き、週に6日は私が一切口を出さないでプリントをする日、週に1日はまとめて直しの日と分けたら、当時の次女に合っていたみたいで、これもまた時間が一気に節約できました。

(未就学児はこれはまだ難しいと思います。)

 

今では作文も多少の直しはありますが、結構書けるようになりました。

 

作文は「なぜ」出来ないのかを、まずはきちんと分析しないと能力以上のトレーニングになってしまいます

場合によっては「今日の出来事」を記憶していないから書けないというケースもあります。

その場合はスマホでメインイベントの時に写真を撮り、親子で今日の出来事を振り返るという記憶を思い出させるトレーニングから始めると良いと思います。

 

テストについて

<まずは肝心なこと>

漫画のカツオとのび太に共通するところって、テストを隠すところです

これって何かって、テストを見せると怒られるを繰り返されたため、本人がそれを学び、結果的に隠すようになったんです。

親が一番知りたいのは、情報。

情報を隠されたら、対策が打てません。

我が家は次女には「名前を書けば合格!」と言ってあります。

テストを隠したこともありませんし、悪い点数でも「名前書いて偉いじゃん!」を繰り返しました。

 

<テストの分析>

テストが返ってきたら、自分の子どもの実力と照らし合わせています

例えば、あれ?これ30点は取れるはずなのに、何で0点なんだろう?とか、小1~2年前半は実力と伴わないことがよくありました。

「テストに慣れていない」だけではなく「心のコップがマイナスでいっぱい」ということもあるので、実力通りの点数か分析し、それに合わせた対策を何かしら打たないと、自信がどんどん無くなってしまうので、きちんとチェックが必要です。

 

→うちは、1つ上の学年のママ友たちに声をかけ、テストを保管している人を探し、コピーして、修正液で全部答えを消して更にコピーして、実際のテストと同じ大きさ&両面で練習しました。

朝の4時にコンビニでメチャクチャ簡単なテストをコピーする私って世の中広しと言えども私だけだと思いました(笑)

今ではテストにも慣れて、そんなことをしなくても、実力通りの点数になりました。

 

ソーシャルスキルのトレーニング

 

自宅で行ったソーシャルスキルトレーニングは、以下です。

 

<自宅を出る直前>

自宅を出る前に、玄関でその時の重要課題を本人に伝えていました

一つ以上言っても混乱するので、一つだけです。

 

ママ「お友達の家に迎えに行った時は、何を気を付けるんだっけ?」

次女「お友達の家に行ったら、ドアをガチャガチャしないで、ピンポンを押す!」

ママ「そうだね!じゃ、いってらっしゃい!」

 

<夜寝る前に>

お友達のトラブルがあったときは、夜寝る前に会議&ロープレを繰り返しやっていました。

お友達トラブルの全部を長女と次女に話し、では、どうすれば今後良いか、3人で意見を出し合います

そして、その中で次女ができそうだと言ったものを選び、3人でロープレをやる

本人が覚えるまで、ロープレをやるという感じです。

 

 

(参考) 女の子向けのトレーニング

 

 「変態」から本人が身を守るためのトレーニングを年中の時から繰り返しました

 

✳以下、撃退を保証するトレーニングではありません。

 

 

知的に能力が低いと、変態から狙われる可能性も高まるのではと思いまして、予防策を考えたんです。

 

おばちゃん、その昔、痴漢にあっていました。

 

その時、気付いたことがあるんですけど、痴漢にあった時、大体0.6秒以内に何かしらの「動く」というアクションをすると、痴漢って諦めることが多いんです。

痴漢の手を「気のせいかな?」と思ったら、その時点で時間が経過し、もうダメなんです。

「気のせいかな?」と思う前に、手で顔を触る等の瞬時の動作。

相手は「ビクッ」として手を引っ込め、かなりの確率で撃退できます。

 

おばちゃん、運動神経は悪いですが、水泳選手だったので、秒数には自信があります。

おばちゃんの実験では、痴漢には0.6秒以内で動くアクションです。

本当に最初が肝心。

 

それを応用しトレーニングしました。

 

長女がおしりを触ると嫌がり始めた頃だったので、それを利用。

 

次女の前で長女のおしりを触り嫌がらせ、その後、ためしに次女のおしりを触ると、真似をして怒りの表情を見せていました。

おしりを触ると怒るというインプットが成功したあとからは、毎日、おしりを触るなどを繰り返しましたね。

触るだけなので、3秒トレーニングです。

バリエーションが年齢と共に増えてきて、すごい反射神経で「変態」「痴漢」「セクハラ」「おりゃ~!」など、大きい声で言うようになりました。

現在、0.3秒ぐらいの反応です。

 

(兄弟がいない時はパパがママのお尻を触って嫌がるなどモデルケースを見せて、やらすと良いかも。)

 

最後の最後にポイント

 

おばちゃん、以前、1カ月入院しました。

「子どもの知能が伸びた!」と感じた時です。

それ以来、以下、気を付けています。

参考にして頂けたら幸いです。

 

1)「今日」だけを見る

私にあるのは過去も未来もない。今日だけだと思って生きています。今回はブログを書くので、かなり振り返りましたが、普段は「今日」しか見つめません。

「今日、自分にできるベストは何なのか?」を考えます。

そして、年齢と共に無理はしなくなりました。。

 

2)節目の情報は先の先まで集める

普通学級で育った親にとって、障害児の節目は想像とは異なることが多いです。未来はあまり気にしませんが、「節目の情報」はあとで後悔しないように、先の先の先まで集めておいた方がいいですよ。

 

3)ネット検索は、課題があったときだけ

障害児関連のネット検索はメンタルに悪いことが多いです。子どもの課題が見つかったときに、他の人はどうしているのか検索すると良いと思います。

私は漢字について結構調べて沢山試させていただきました。感謝です。

 

4)泣きたいときは泣く

私はサザンの大ファンなので、桑田佳祐さんの「明日晴れるかな」を聞いて、泣きたいときは泣きました。

最大、10時間、「明日晴れるかな」だけをリピートし泣き続けたこともありました。

 

「明日晴れるかな」選手権があったら、おばちゃん、ぶっちぎりの優勝です。

 

この歌のいいところは、ちゃんと希望で終わらせてくれるところ。

泣きたいときは我慢しないで泣きましょう!

おばちゃんはアホですから、今でも1日1回はこの曲を聴いています。

大袈裟ではなく、私と次女が「今、生きている」のは、桑田さんのおかげだと思います。

桑田さん、本当にありがとうございました!

いつか長女と次女が大好きな「勝手にシンドバッド」を生で聴かせてあげたいなと思っています。

 

5)サボる時はサボる

親も人ですから、辛いときはサボりましょう。

そして、「サボってしまった」と罪悪感を感じないこと。自分を必要以上にいじめるのはやめましょう

サボっても、いつか起き上がり、また自分のできる範囲で継続すればいいんです。

  

6)寝る

子ども達と一緒に寝ることを心がけています!

倒れたら元も子もありません。

 

ラスト

 

いや~、ブログ、本当に疲れました(笑)

結構ね、無意識でやっている自分の頭の中を、文章にして分かりやすく説明するって大変なんです。

 

まだまだアドバイスは沢山あるはずなのですが、すみません。

でも、きっと私のブログを読めば、みなさまの「時間」が多少は節約できるはずです!

 

次女の長所は、「腕の筋肉、足の筋肉、努力、根性」です。

勉強を継続することによって、努力と根性を手に入れました。

 

この長所って、全て生まれ持った能力ではなく、後天的な能力です。

そして、本当に素晴らしい能力だと思っています。

 

おばちゃん必死に頑張ってきましたが、それについてきた次女は本当にすごいと思っています。

 

長女と次女へ

私のもとに生まれてきてくれて、本当にありがとう。

心より、そう思います。

パパに出逢えて本当に良かったです。

 

 

みなさまへ 

私が辛いとき、私の心の支えになってくれたのは、同じ境遇の先輩パパ・ママたちです。

色々な方に、親切にしていただきました。

先輩たちに恩返しの意味を込めて、後輩パパ・ママたちに、このブログを贈ります。

 

お互い、まずは「今日1日」。

今日1日でいいので、がんばりましょう!

 

下町のおばちゃん「ふみ姐」より